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月刊府視協 第648号


2024年9月15日発行(毎月15日発行)
振替口座 00950-4-61158

目次

1.令和6年度大阪府陳情について
2.福祉大会宣言文について
各部局から
3.同行援護従業者養成研修会(一般課程)受講生募集開始
4.はり・きゅう・マッサージの健康保険取扱い代行事業登録説明会について
5.施術所開設届出済証の掲示について
6.夏期三療研修会報告
7.機能訓練指導員研修会報告
8.文化の集いにご参加ください
9.将棋大会のご案内
10.サウンドテーブルテニス大会結果
11.点字競技会結果
府視協事務局から 
12.月刊府視協・府政だよりをテープ版でお届けすることが難しくなっています
13.点字図書館 見学日について
14.料理教室のお知らせ
15.着付け教室のご案内
16.視覚障がい者無料健診のお知らせ
17.購買コーナー
府視協ミニ情報
18.暴風警報、特別警報発令時の対応について
19.ご寄附
20.8月の府視協会務日誌
掲示板
21.9月23日は「網膜の日」
22.日視連が盛山文部科学大臣に要望書を提出
23.大阪府選挙管理委員会からのお知らせ
24.ブラインドメイクを世界に広げよう!プロジェクト2024in大阪
25.いずみホール夢コンサートのご案内
26.第45回障がい者作品展 出展作品大募集
27.第25回全国視覚障害者囲碁大会
28.第7回視覚障害女性の相談会のお知らせ
29.第23回全国障害者スポーツ大会 大阪府代表選手紹介(敬称略)
30.日本ライトハウス杯 第14回関西視覚障害者囲碁大会結果(敬称略)
31.テレビの副音声解説付き番組の紹介
32.コマーシャル





1.令和6年度大阪府陳情について


 8月9日(金)、今年は例年以上の厳しい暑さの中、約110名もの会員が天王寺区民ホールに参集し、大阪府への陳情が行われました。
 今回の要望項目は、新しいものも含めて46項目。
 要望項目のうち、障害者特別割引ICカードがJR西日本でも他の私鉄各社同様に自動改札で使用できるようになったことや、高速道路の障害者割引が登録の1台以外でも使えるようになったことなどは、長年継続して申し入れを行ってきた成果として、昨年度の陳情以降に実現をみましたが、それ以外の多くの項目がいまだ改善されない課題として私たち当事者の前に横たわっている事実に変わりがありません。
 今回、限られた時間の中で特に強い思いを伝えてやりとりのあった項目は、4月から事業所の義務となった障害者差別解消法における合理的配慮に関すること、昨年度の陳情後に実現した同行援護に係る府と府視協とが今後も継続して意見交換していくことの重要性、視覚障害者の職域拡大及び安定就労に係る府の取組みについて、マイナ保険証導入に向けた視覚障害当事者の不安要素と情報の不足について、日常に必要なツールとなりつつあるスマホ等ICT機器利用に係る視覚障害当事者の訓練機会の不足について、最も安全であるべき歩道上の歩行を脅かす電動キックボード等の取締りと交通法規の徹底方策についてなどです。これらの項目は、視覚障害当事者にとってそれぞれが切実かつ早急な解決を望むものばかりでありながら、概ね直接的な主体となり得ない府からの基本回答は、例年様々な状況の説明に終始しがちであるということは、残念ながら陳情に関わる者はみな感じているところかと思います。しかし、大阪府に暮らす私たちの福祉を向上するためには今後も府と手を携えて課題に取り組んでいくことが必須であり、出席役員からは、状況を打開していくための意見交換の場や新しい移動手段(電動キックボード等)の体験会設定などを要望。文書の応酬から一歩踏み出した前向きな回答をぜひに、と府担当部局に強く迫ったところです。
 視覚障害者が安心して外出し、社会参加し、健常者と同じように暮らしていくために改善を願っている様々な福祉課題は、いずれも一朝一夕には解決できないものであり、今後も粘り強く要望し続けていくこととなります。私たちは、決してあきらめることなく、社会情勢の変化も取り入れながら、よりよい日々の実現を、ともに目指してまいりましょう。

2.福祉大会宣言文について


 前月号巻頭言でご報告した福祉大会について、紙面の都合上掲載できなかった大会宣言を今月号でご紹介します。
 宣 言
 元日に発生した能登半島地震で、穏やかな気分が不安へと変わった瞬間、多くの人が「南海トラフ地震」を重ね合わせたのではないだろうか。我々もこの災害を他人事とするのではなく、万全な備えを考えるきっかけとしたい。被災地の一日も早い復興を願うばかりである。
 「社会の便利は我らの不便」。長文をつづるより、端的で実に分かりやすい格言ではないか。
 コロナ禍以降、「視る」ことを重視した対策が進み、多くの人は当たり前のように情報を得たり、QRコード・アプリを取得し、買い物や遠隔地からの申請手続きに、スマートフォンを活用している。これほど暮らしを支える重要な物であればこそ、急ぎ我々にも使いやすい機器の開発を要望せねばならない。さらに行政には、「誰にも優しいユニバーサルな社会」を作る責務がある。このような施策には、必ず我々への配慮も検討していただきたい。「社会の便利」ではなく、「我らの便利はみんなが便利」なのだから。
 依然として厳しい状況にある職業問題を見てみると、天職とされる三療業は、無資格者の違法行為や医療類似行為店舗に加え、柔整師による不正治療と、健保療養費の不正請求が増加している。その上、あん摩鍼灸師は、保険取り扱い施術に必要な医師の同意書が取れず、生計の維持がますます困難になっている。また、これに関連する職種や新たな分野の開拓など、山積する課題を迅速に解決せねばならない。
 近年、定職を持たない人もいる。しかし、我々は、視覚障害者にもできる仕事を見出し、そこから得た報酬で、豊かに暮らせるよう努力したい。
 そして、社会参加を支える同行援護である。ようやく実現した府との意見交換の場では、議論が煮詰まるにつれ、見えてくる新たな課題に、制度の大きさを痛感した。だからこそ、制度を充実させるために、会長は、「必要に応じて、今後もこのような場を設けていただきたい」と強く要望した。たとえ、牛歩であっても知恵を出し合い、解決策を模索しようではないか。
 一方、このほどJR西日本では障害者用ICカードが導入され、また、令和6年度、府内45か所の踏切に、歩行補助設備のエスコートゾーン設置が検討されることは、まことに嬉しい限りである。引き続き歩道も含めた路上にも範囲を拡げ、安全な歩行環境の確保に努めたい。
 盲導犬をペットと誤解した家主から、入居を断られた大阪の仲間がいる。我々が自立し、社会参加しようとしても、小さな力ではこのような障壁を取り除くことができない。
 そのために当協会は団結し、運動を重ねるのである。我々は視覚障害者の生活と福祉向上の発展に、一層努力することをここに宣言する。  
 令和6年7月12日 第60回大阪府視覚障害者福祉大会

3.同行援護従業者養成研修会(一般課程)受講生募集開始


 令和6年12月に標記の研修を実施します。
 この研修で演習の講師を担当するのは、主に日常頻繁に同行援護サービスを利用している、本会の役員と会員です。
 各支部におかれましても、趣旨・目的をご理解いただき、受講者の掘り起こしと関係方面への周知についてご協力くださいますよう、お願いいたします。
 また、標記の事業に関する情報をホームページに掲載していますので、ご活用ください。

4.はり・きゅう・マッサージの健康保険取扱い代行事業登録説明会について


 日程を決めずに、ご希望があればその都度説明をさせていただきます。総務課保険係までお問い合わせください。

5.施術所開設届出済証の掲示について


 法に基づく開設届出済みの施術所であることを患者さんにお知らせするためにも、開設済証の掲示用証明書を開設届出保健所より取り寄せ、 治療院入口の外に掲示してください。
 発行には申請手続きが必要ですので、開設届出保健所にお問い合わせください。
 開設済証を掲示し患者さんに安心して来院してもらえるよう、また無資格業者排除の一助にしてください。 

6.夏期三療研修会報告


 7月26日(金)に大阪府立福祉情報コミュニケーションセンターにおいて夏期三療研修会を開催しました。
 午前は「スポーツ傷害に対する病気の症状・その局所の解剖的所見を知って三療業に役立てよう」というテーマで大阪府立大阪南視覚支援学校理療科教諭小川博之先生が肩と足関節の模型を一人一人に丁寧に説明してくださいました。
 午後は「徒手による筋筋膜刺激伸張法の理論と実技第3回」をテーマに、大阪府立大阪南視覚支援学校講師井上 力先生が丁寧に実技指導をしていただきました。
 参加施術者は男性6人でした。
 暑い時期の研修ではありますが講師の都合により、この時期の開催にはなりますが、来年度はより多くの施術者会員の参加を願っております。

7.機能訓練指導員研修会報告


 5年ぶりに機能訓練指導員研修会が開催され、8月1日から16日の間に4回に分けて行われました。
 男性4名、女性1名の計5名参加されました。
 皆さん、暑い中、真剣に講義、実習を受けておられました。
 活発に質疑応答もされ、また和気あいあいとコミュニケーションも取っておられて、11月に行われる冬期三療研修会での再会を約束されていました。
 来年度も同時期に予定しておりますので、参加を希望される方は万障お繰り合わせの上、ご予定ください。

8.文化の集いにご参加ください


 日時 11月8日(金) 午前10時〜12時
 会場 大阪府立福祉情報コミュニケーションセンター4階会議室1
 内容 「創作文芸の部(月刊府視協8月号既報)」と「舞台表現の部(次の実施要項抜粋を参照)」と「生活訓練講座作品展示」です。
 実施要項(抜粋) 
 「舞台表現の部」
 第8条 文化の集いの部の出演科目は次のとおりとする。
(1) 各種楽器演奏
 *センターにピアノはありません。
(2) クラシックの声楽・民謡などの独唱および合唱
(3) 演劇・舞踊および物語や詩の朗読など
(4) 漫才や落語などの大衆芸能
(5) その他文化局が認めたもの
 2.出演は、一人またはグループとする。ただし、舞台の面積を考慮して、文化局は、1回の出演人数を制限することができる。
 3.1支部3ステージ以内とする。
 4.1ステージ7分以内とする。
 5.出演の順序は、文化局において定めるものとする。
 注意 会場での食事は一切認めません。
 申込 規定の用紙に必要事項を記入のうえ、10月18日(金)までに会員は支部長を通じて総務課スナミまで。なお、申込の際には支部長宛に送っております開催要項を必ずご確認ください。
 出演順は一切お知らせいたしませんので、出演される方は開会時間までにお集まりください。

9.将棋大会のご案内


 将棋大会では日本将棋連盟から審判派遣、賞状を寄贈していただいています。奮ってご参加ください。
 日時 11月8日(金) 午後1時〜4時
 会場 大阪府立福祉情報コミュニケーションセンター 4階会議室2
 注意 会場での食事は一切認めません。
 申込 10月18日(金)までに会員は支部長を通じて総務課南まで。

10.サウンドテーブルテニス大会結果


 7月26日に大阪府立体育会館で開催し、結果は次のとおり(敬称略)。 
【団体戦 区分A(アイマスクあり)】
 1位 岸和田・貝塚
 2位 豊中・寝屋川
 3位 和泉、東大阪

【団体戦 区分B(アイマスクなし)】
 1位 和泉
 2位 豊中・茨木
 3位 河内長野・松原、寝屋川

【個人戦 区分A(アイマスクあり)】  
男子
 1位 山田秀次(大東)
 2位 浦田雄嗣(岸和田)
 3位 和田才一郎(東大阪)
女子 
 1位 石倉美栄子(豊中)
 2位 小谷かず代(河内長野)
 3位 下平雅美(貝塚)

【個人戦 区分B(アイマスクなし)】 
男子
 1位 奥山徳治(和泉)
 2位 中野健一(河内長野)
 3位 牧野 諭(八尾)
女子 
 1位 湯川洋子(貝塚)
 2位 清水眞弓(寝屋川)
 3位 渡邊裕子(和泉)

11.点字競技会結果


 8月23日に大阪府立福祉情報コミュニケーションセンターで開催し、結果は次のとおり(敬称略)。
 団体戦
  優勝 東大阪 
  2位 八尾
  3位 枚方
 
 個人戦(初段・2段の部)
  優勝 岸本和子(枚方)
  2位 本田道夫(茨木)
  3位 田原清子(八尾)
 
 個人戦(3段〜5段の部)
  優勝 高洲由美子(豊中)
  2位 前川真弓(門真)
  3位 山田秀次(大東)
 
 個人戦(6段以上の部)
  優勝 村尾トシエ(東大阪)
  2位 重丸京子(八尾)
 
 特別賞 中井俊治(八尾)
 奨励賞 山口雄史(枚方)

12.月刊府視協・府政だよりをテープ版でお届けすることが難しくなっています


 近い将来、完全にテープ版をお届けできなくなります。
 テープ版をご愛読の皆様は、デイジー版、墨字版(府政だよりは拡大版)、点字版への変更をお願いいたします。
 変更のご連絡・ご相談は総務課まで。電話 06‐6748‐0615

13.点字図書館 見学日について


 毎月第3金曜日は図書館見学日です。午前10時から午後4時の間にお越しください。書庫にある点字や音声の図書、雑誌、資料などを自由に閲覧していただけます。
 読書再生機や拡大読書器などの体験もおこなっています。
 指定の見学日以外にもグループや個人のご相談を受けつけています。

14.料理教室のお知らせ


 2か月間ごとの募集です。
 日時 11月12日(火)・12月10日(火)午前11時〜午後2時30分
 人数 2名
 持ち物 材料費(900円程度)、エプロン
 申込 10月31日(木)までに総務課へ
 多くの人に参加していただくために、直近で参加していない方を優先させていただきます。よろしくお願いします。

15. 着付け教室のご案内


 夏はゆかた教室を行いましたが、今回は着物の教室を開催いたします。
 着付け師に着物を着付けて頂き、着物姿で写真撮影をしたり、大阪城公園などを散策して紅葉を満喫しませんか。当日撮影した写真を来年の年賀状に使用してもいいかもしれませんね。
 お好きな着物をご持参ください。振袖等も対応できます。着物をお持ちでない方にはレンタルもありますのでお気軽にご相談ください。
 皆さまのご参加お待ちしております。
 日程 11月19日(火)
 時間 午前9時〜10時の間にお越しください。来られた順で着付けます。
 場所 大阪府立福祉情報コミュニケーションセンター1階研修室
 人数 10名程度
 着付け師 松下 恵氏
 申込 11月15日(金)までに総務課へ

16.視覚障がい者無料健診のお知らせ


 この度、(一財)住友生命福祉文化財団のご厚意により、視覚障がい者対象の無料健診を実施いただけることとなりました。受診することに困難を感じ、受診する機会がなかった方に受けていただけたらとのことです。ご希望の方は次の要領でお申し込みください。
 実施時期 令和7年1月7日(火)〜31日(金)(1月15日、土日祝日除く)
 会場 住友生命総合健診システム(大阪市淀川区西中島5-5-15)
 募集人数 20名(大阪府、大阪市、堺市を合わせて)
 ※原則、各日1名まで(ご夫婦の方は同日にお申し込み可能です)
 対象者 府視協会員(盲ろう者を除く・40歳以上)で、付添者に同伴いただけること。ただし、会場には他の受診者がおられるため、女性会員の付添者は女性に限ります。
 受診料 無料
 検査項目 身体計測、血圧、血液検査、腫瘍マーカー、聴力検査、胸部X線検査、心電図、尿検査、便検査、胃検査(ペプシノゲン)、腹部超音波検査、ピロリ抗体検査、内科診察、オプション検査(骨密度検査もしくは乳房超音波検査)
 申込時に必要な情報 氏名(ふりがな)、生年月日、受診書類・結果報告書(墨字のみ)・検査キット送付先住所、電話番号、メールアドレス、採便の可否(過去の経験など)、オプション検査(骨密度測定検査または乳房超音波検査)の希望項目、付添者の有無
 申込 9月18日(水)から11月8日(金)までに総務課スナミまで(先着順)

17.購買コーナー


@ シグナルエイド 12000円(非課税)取り寄せ
 おもて面に「押す」の点字が入っています。本体おもて面の押しボタンを押すと電波を送信し、周辺に設置された音声標識ガイドシステムや歩行時間延長信号機を動作させます。
 大阪府立福祉情報コミュニケーションセンターは、音声標識ガイドシステムが設置されています。大きさは縦10.9cm横幅4.6cm厚さ1.6cm重さ約50gです。電波は見通しの良い場所で最大10〜15mの範囲で届きます。
※ほとんどの市町村で日常生活用具として給付されていますが、多くの場合限度額が7千円となっており、自己負担額があります。

Aタッチボイス 39900円(非課税)取り寄せ
 タッチボイス・プラス 59800円(非課税)取り寄せ
 視覚障がい者のために開発された音声タグレコーダーです。付属のシールを知りたい物に貼ります。知りたい物の内容を音声で録音します。
例えば、くすりの名称・効能・用法、缶詰の中身・賞味期限、形で識別しにくいCD等です。本体をシールに近づけると、音声で録音した内容を読み上げてくれます。
※日常生活用具対象品ですが、自治体によって異なります。

B音声色彩判別装置「カラリーノ」 55000円(非課税)取り寄せ
 色彩の判別と光源の検知ができる商品です。150通りの色彩を識別します。光源測定はピーと言う電子音で、電子音が高いほど明るいことを意味します。
※日常生活用具対象品ですが、自治体によって異なります。

Cバンボンドット小16粒(黒色・透明) 各300円(在庫各色50)
 ロックドット6粒(透明) 250円(在庫48)
 パソコンのキーボード、家電製品のスイッチ等に貼って、触ってわかる半球型のシールです。
 送料が別途必要です。在庫数は8月末のものです。
 お問合せは購買所(06‐6748‐0615)まで。

18.暴風警報、特別警報発令時の対応について


 当センターは大阪市内に午前7時時点で暴風警報、特別警報発令の場合、午前閉館。午前11時時点で暴風警報、特別警報発令の場合、午後閉館となります。
 開館中、暴風警報、特別警報が発令された場合、直ちに閉館となります。
 当センター以外で行われる行事については各担当が判断し、参加支部代表者にご連絡いたします。
 暴風警報、特別警報以外の気象警報の場合、原則行事は行います。
 なお、地域によって他の警報が発令され、移動に危険が伴う可能性がある場合は勇気をもって欠席してください。

19.ご寄附


 府視協財政支援募金 1648円
 ありがとうございました。

20.8月の府視協会務日誌


1(木)、5(月)、8(木)、16(金) 機能訓練指導員研修 職業局委員 
1(木) 大阪府応接(陳情関係)橋会長・田澤常務 
9(金) 大阪府陳情 橋会長・中井理事ほか 天王寺区民センターホール 
21(水) 大阪府補助犬部会 事前説明 橋会長 
23(金) 点字競技会 橋会長・林 好文化局長ほか 
29(木) 大阪府応接(第14回大阪府福祉のまちづくり審議会関係)上田副会長/ふれあいキャンペーン実行委員会 田澤常務 Zoom

21.9月23日は「網膜の日」


 「網膜の日」は、網膜色素変性症をはじめ、緑内障、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性、網膜静脈閉塞症、網膜剥離など、さまざまな網膜の病気についての理解を深め、そうした疾患を抱える人たちとともに生きる社会づくりを考えていくため、2017年に制定され、日本記念日協会から認められた国民的な記念日です。
 2017年9月30日(土)、公益社団法人日本網膜色素変性症協会が主催する「世界網膜の日in宮城」(会場:仙台市福祉プラザ)にて認定授与式が行われました。その後、全国各地で「網膜の日」の普及に向けた活動を展開しております。

☆なぜ9月23日?
 9月23日は、昼と夜の長さがほぼ同じになります。そしてこの日を境に、夜が長くなっていき、暗い時間が増えていくことになります。
 「明るさ」は、網膜の病気を抱える人たちにはとても重要です。夜が長くなると、歩ける時間がどんどん短くなります。仕事に行けなくなることもあります。網膜が病気に侵されると、明るい昼間の長さということがとても重要になります。そのため、この日を「網膜の日」と定めたのです。

☆網膜の病気になると・・・。
 私たちの眼の奥には「網膜」という光を感じる膜があります。
 網膜が冒されると、モノがゆがんで見えたり、視野の中心が黒く曇ったり、目がぼやけるなどの症状が出ます。また、暗いところで見えにくくなったり、視野が狭くなったりするため、日常生活に支障が出てきます。ところが、網膜の病気を抱えていても、周りの人からは分かりにくいため、十分な理解が得られなかったり、いわれのない差別を受けることもあります。

☆網膜の病気を抱えた人たちと生きるために
 目の不自由な人が持っている「白杖(はくじょう)」。これは、まったく目が見えない人だけが持っているわけではありません。網膜の病気を抱えた人の「見え方」や病気の進行度合いはさまざまで、実際に五円玉の穴ほどしか見えていなかったり、ものがゆがんで見えたり、スマホを見ることができても、白杖を使わないと安全に歩くことができないのです。しかし、そうしたことを知らない人から、「見えているのに、見えないふりをしているのでは?」と思われ、非難を受けることも少なくありません。
 私たちは、「網膜の日」をきっかけに、網膜の病気を理解し、病気を抱えた人たちとともに生きていくために何ができるかを考えていくことが必要なのです。
【公益社団法人 日本網膜色素変性症協会】国の特定疾患(難病)の一つに指定されている「網膜色素変性症」ならびにその類縁疾患の治療法確立と患者のQOL(生活の質)向上を目指して活動。
 問合せ 公益社団法人 日本網膜色素変性症協会「網膜の日」事務局
 電話 03-6261-0321
 メール:info@jrps.org

22.日視連が盛山文部科学大臣に要望書を提出


 令和6年8月14日、日本視覚障害者団体連合の竹下義樹会長と三宅隆常務理事は、盛山正仁文部科学大臣に面会し、要望書を提出した。
 要望書は「視覚障害のある児童・生徒に対するプログラミング教育」「普通学級に通う視覚障害のある児童・生徒に対するブラインドスポーツ体験の提供」を全国で促進するため、本連合及び加盟団体の取り組みに対して支援を求める内容。
 要望書の提出では、竹下会長が概要を説明し、三宅常務が要望書の詳細を説明した。説明の中では、盛山文部科学大臣に「視覚障害の児童・生徒向けのプログラミング講座」において使用しているプログラミング教材に触れていただき、本連合の取り組みにご理解をいただいた。
 面会の最後には、盛山文部科学大臣より要望書に対する回答があり、「改正障害者差別解消法や障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法の施行、パリ2024パラリンピックの開催等を踏まえ、要望書の内容をしっかりと受け止め、文部科学省及びスポーツ庁として前向きに検討させていただく」との回答を得た。
 要望書は、日視連ホームページ(http://nichimou.org/all/news/secretariat-news/240820-jimu/)

23.大阪府選挙管理委員会からのお知らせ


 大阪府選挙管理委員会では、令和6年9月22日執行の大阪府議会議員摂津市選挙区補欠選挙について、選挙公報の内容等を点字又は音声化した「選挙のお知らせ」を無料で配付いたします。
【以前に申し込みを済ませた方】
 再度申し込みをする必要はありませんが、配付物や送付先に変更がある場合は、大阪府選挙管理委員会までご連絡ください。

【配付を希望される方】
 掲載内容は投票方法のお知らせ、候補者氏名・選挙公報の内容全文等です。
○「点字版」
○「デイジー版」
 いずれか一つを選択のうえ、電話で大阪府選挙管理委員会までお申込みください。

【申込み先】
大阪府選挙管理委員会  
電話06-6944-9118(ダイヤルイン)平日の午前9時〜午後6時まで受け付けています。

24.ブラインドメイクを世界に広げよう!プロジェクト2024in大阪


 見えなくても見えにくくてもフルメイクができる! ブラインドメイクを知っていただくためのイベントです
 日時 10月14日(月・祝) 午後2時〜4時(受付開始1時30分)
 場所 千寿製薬株式会社2階(大阪市中央区瓦町3丁目1-9)
 入場無料 要申込み
 定員 見学のみ 50名、見学・体験 20名

イベント内容
【1部】
 ブラインドメイク実演
 着物ファッションショー 
【2部】
 ブラインドメイク体験会
 定員男女20名・お申し込み順
 スキンケア、または口紅・チークの体験
【展示・相談コーナー】
 メイクをした当事者の方々の写真展示、当事者や化粧訓練士との相談会
 問合せ 松下(電話 090‐4900‐0522)

25.いずみホール夢コンサートのご案内


 オーケストラの響きを存分に体感していただくプログラムをご用意しております。
 日時 10月22日(火)午後3時開演予定(2時開場) 
 会場 住友生命いずみホール(JR環状線「大阪城公園駅」より徒歩3分ほか)
 出演 藤岡幸夫(指揮)、都築由美(司会)、関西フィルハーモニー管弦楽団
 主催 住友生命いずみホール(一般財団法人 住友生命福祉文化財団)
 プログラム ロッシーニ 歌劇「セビリアの理髪師」序曲ほか
 申込 9月27日(金)までに総務課スナミまで。車いす、盲導犬使用者の方は座席の調整をいたしますので、申込時にお知らせください。  
 移動出来る方、車イスのまま鑑賞かを教えてください。
 なお、ご招待枚数が未定のため、申込者多数の場合は、抽選し、招待券の発送をもってかえさせていただきます。

26.第45回障がい者作品展 出展作品大募集


 日時 11月16日(土)〜17日(日)午前10時〜午後4時
 会場 国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)泉北高速鉄道「泉ヶ丘駅」下車200m
 募集作品 手工芸品、陶芸品、絵画、書、写真など
 締切 10月11日(金)まで
 問合せ 大阪障害者自立支援協会電話 06‐6748‐0588

27.第25回全国視覚障害者囲碁大会


 日時 11月10日(日) 午前10時〜午後3時20分
 会場 大阪商業大学 ラビックホール5号館1F(近鉄奈良線河内小阪駅下車 徒歩5分)
 申込 10月20日(日)まで
 参加費 無料
 対局 4局行います:1局40分 (午前2局、午後2局)
 対局方法 個人対局です:段・級位クラス別(棋力別)、電話対局 
※参加者募集しております。障害の有無は問いません。初心者も歓迎します(体験教室)。
 申込・問合せは日本視覚障害囲碁普及会事務局 宮野まで
 電話 06‐6318‐6278
 FAX 06‐6338‐6715

28.第7回視覚障害女性の相談会のお知らせ


 日本視覚障害者団体連合の第7回視覚障害女性相談会(集中相談会)が、9月20日(金)東京・西早稲田の日本視覚障害者センターで行われます。視覚障害女性が社会生活をしていく中で、直面する様々な悩みや問題などを、当事者である女性相談員が一緒に考え、解決に繋げていくための相談会です。
 今回は女性弁護士も同席し、対面と電話にて、視覚障害女性の人権や、法律上のトラブルなどの相談もいたします。費用は無料です。当日は匿名での相談も可能ですが、事前予約を原則と致します。現在、電話とメールでの相談を受け付けています。
 相談の時間は、10時〜12時、13時〜16時。相談時間はより多くの方の相談を受けるため一人30分を目安とします。なお、年4回相談会を開催していますが、お急ぎの場合は随時相談を受け付けております。
 相談予約・問い合わせ先は「日視連総合相談室」
電話 03‐3200‐1102
メール soudan@jfb.jp

29.第23回全国障害者スポーツ大会 大阪府代表選手紹介(敬称略)


 会期 10月26日(土)〜28日(月)
 会場 佐賀県
 陸上競技
  牛田米子(寝屋川) 50m・立幅跳
  佐藤公昭(枚方) ジャベリックスロー・100m
  辻岡恵子(吹田) 100m・走幅跳
 
 卓球(サウンドテーブルテニス)
  小谷かず代(河内長野)
 
 フライングディスク競技
  織谷孝司(松原)ディスリート5・ディスタンス
  藤野光一(和泉)ディスリート5・ディスタンス

30.日本ライトハウス杯 第14回関西視覚障害者囲碁大会結果(敬称略)


 8月3日(土)に日本ライトハウスで開催され、本会会員が入賞しましたので、お知らせします。
 名人クラス(8段〜3段)
  1位 門脇原生(寝屋川)
 
 中級クラス(11級〜17級)
  3位 釘崎由美子(寝屋川)
 
 初級クラス(17級〜28級)
  1位 中野健一(河内長野)
  2位 塩見英子(東大阪)
  3位 村尾トシエ(東大阪)

31.テレビの副音声解説付き番組の紹介


 毎月1日〜末日までのものを本会ホームページで案内しております。ご利用ください。
 http://www.fushikyo.or.jp/hukuonsei.html

32.コマーシャル


 行きたいときに 行きたいところへ 福祉のまちづくりとともにあゆむ
株式会社エクシオテック
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昭和51年10月20日 第3種郵便物認可
本誌は大阪府共同募金会の助成をいただいています



大阪府視覚障害者福祉協会

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視覚障がい者支援センター

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