作詞 木村 龍平 / 作曲 山本 博昭
一番 朝雲の湧きたつところ 生駒山常に夢あり
新しき福祉をめざし 互助の輪に自立を誇る
力あり われら府視協
二番 葦原のみどりに映えて 淀川の流れあかるし
白杖の自由を求め 進み行く文化を開く
意欲あり われら府視協
三番 秋晴れの公孫樹の梢(ウレ)に 百舌鳥の呼ぶ空は果なし
愛盲の歴史を継ぎて 豊なる未来を築く
希望あり われら府視協
会歌を聞く
作詞の心
作詞者は、和歌山県盲人協会会長、前・社会福祉法人日本盲人会連合副会長の木村龍平氏
歌い易くて夢と希望に満ちた格調の高いものをと考え
1番は、福祉の原点である自立と互助、及び団結の力を強調し朝、夕に仰ぐ生駒山を配した。
2番は、自由への意欲と文化の向上をうたい大阪の母なる川、淀川の葦を選んだ。言うまでもなく「葦の花」は大阪府の花である。
3番は、愛盲運動発祥の地で誇りと未来への希望を核として大阪府の鳥でもある「もず」と府の木「いちょう」を組み合わせ、晴れ渡る秋の大空に広がる無限の喜びを表現した。
(「府盲協20年誌」より抜粋)